ガードレールの街灯

いつ歩行者が通るかわからない場所を一晩中照らし続ける外灯は無駄である。必要な人が必要な時に必要な分だけ光を照らせる様に、既存のガードレールに人感センサ付き照明を細かいピッチで取り付ける提案。
この外灯は常に歩行者に寄り添い、たくさんの人が集まると大きな灯となって共に気持ちを盛り上げてくれる友人のような、一人で家に帰るときは玄関まで見送ってくれる恋人のような外灯である。

ガードレールは一般に、ふたつのリブが付いている。 そのひとつに人感センサを取付け、もうひとつに光源を仕込む。 それらを歩行者の一歩先を照らすように配置していく。
ガードレールは一般に、ふたつのリブが付いている。 そのひとつに人感センサを取付け、もうひとつに光源を仕込む。 それらを歩行者の一歩先を照らすように配置していく。
光は徐々に灯り徐々に消える。 そうする事で、早く動く人には細く、長い光が。 ゆっくりと動く人には太く、短い光が寄り添う。
光は徐々に灯り徐々に消える。 そうする事で、早く動く人には細く、長い光が。 ゆっくりと動く人には太く、短い光が寄り添う。
ガードレールの高さは70cm程である。その為、下から照らされる形となり、ガードレールの対面に壁がある場合、巨大な影が現われ、車道を走るドライバーからも歩行者を察知する事が出来る。
ガードレールの高さは70cm程である。その為、下から照らされる形となり、ガードレールの対面に壁がある場合、巨大な影が現われ、車道を走るドライバーからも歩行者を察知する事が出来る。
夜、繁華街などがにぎやかになってくると、人々の光の軌跡が重なり合い、気分だけでなく街も実際に明るくなる。 光に人が集まるのではなく、人に光が集まって来る。
夜、繁華街などがにぎやかになってくると、人々の光の軌跡が重なり合い、気分だけでなく街も実際に明るくなる。 光に人が集まるのではなく、人に光が集まって来る。